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Unfors Raysafe社

RaySafe X2 CT測定セット

CT装置の品質管理を効率化

放射線治療装置のCBCT・治療計画CTの各種測定に
必要な物品を一つにまとめた製品です。

X2 CTセンサー

X2 CT センサー

X2 CTセンサーはファントムの検出器用の穴にそのままフィットし、CTDIを測定することができます。 内部にバイアス電源とエレクトロメータを含む電子回路を持ち、操作室までのケーブルの引き回しは不要です。 また、温度センサーと気圧センサーも組み込まれており、温度・気圧補正も自動で行われます。 また、X2 CTセンサーでは、照射時間の測定と線量率波形の収集が可能です。

X2 R/Fセンサー

X2 R/F センサー

独自のスタック式センサー技術を採用した一般撮影・透視装置用X2 R/Fセンサーは、ヒール効果による影響を受けません。 また、センサー自身が小型であり、X線装置の自動露出制御への影響も最小限に抑えることができます。

このセンサーはすべての一般撮影・透視装置で、線量、線量率、管電圧、HVL、総濾過、照射時間、パルス数、パルスレート、パルスあたり線量などを、測定範囲の選択やモードの設定なしで、1回の照射で測定できます。 また、オリジナルのHVL測定用スリットを使用することでHVLやkVpの測定が可能です。

CTファントム

CT ファントム

PMMA製、成人胴体部用32cm、成人頭部/小児胴体部用16cm、小児頭部用10cm、検出器用の穴を塞ぐためのアクリルロッドのセットです。

仕様

RaySafe X2 全般
EMC IEC 61326-1
SAFETY IEC 61010-1
国際標準 IEC 61674に準拠
必要照射数 1回
USBケーブル 2 m、5 m、および5 mのアクティブ延長ケーブル
ベースユニット寸法 34×85×154 ㎜
ベースユニット重量 521 g
使用温度範囲 15-35 ℃
保管温度範囲 -25-70 ℃
電源 充電可能Liイオン電池
電池駆動時間 連続10時間程度
電池試験済み UN 38.3 に準拠
ディスプレイ 静電容量式4.3インチLCDタッチパネル
メモリ 10000回分の直近の照射を記録
ソフトウェア データ処理・分析用RaySafeView。Microsoft Excelへのデータのエクスポートも可能。
PTB認証 DE-17-M-PTB-0053

(2025年10月17日更新)

  • ・UNFORS RAYSAFEによる「不確かさ」の定義
     拡張不確かさは、包含係数 k=2 を乗じた測定の合成不確かさとして示され、正規分布が95%の包含確率を想定しています。
     (ISOでのGUM (1995,ISBN 92-67-10188-9)に基づく)
  • ・測定器の仕様は、お買い上げになった構成に依存します。
  • ・すべての仕様は予告なしに変更される場合があります。
X2 CTセンサー
重量 86 g
サイズ 14×22×219 ㎜
検出器直径 12.0 ㎜
国際標準 IEC 60601-2-44に準拠した測定
電離箱有効長 100 ㎜
エネルギー依存性 <5%(70-150 kV)(ビーム線質RQR、RQA、RQT)
自動気圧・温度補償 55-110 kPa、15-35 ℃
線量 測定範囲 10 µGy-999 Gy
不確かさ 5%
線量長さ積 測定範囲 100 µGycm-9999 Gycm
不確かさ 5%
線量率 測定範囲 10 µGy/s-250 mGy/s
不確かさ 5%
時間 測定範囲 10 ms-999 s
分解能 1 ms
帯域幅 10 Hz
不確かさ 0.5%
波形 分解能 1 ms ※24秒より長い照射では自動的に低減
帯域幅 10 Hz

(2025年10月17日更新)

X2 R/Fセンサー
重量 42 g
サイズ 14×22×79 ㎜
アクティブ補償
(この範囲ではビーム線質に依存せず)
線量 /線量率 40-150 kVp、1-14 ㎜ Al HVL
kVp 40-150 kVp、最大1 ㎜ Cu
TF(総濾過) 60-120 kVp、最大1 ㎜ Cu
線量 測定範囲 1 nGy-9999 Gy(0.1 µR-9999 R)
不確かさ 5%または5 nGy(0.5 µR)
線量率 測定範囲 1 nGy/s-500 mGy/s(5 µR/min-3400 R/min)
分解能 1 nGy/s(5 µR/min)
トリガレベル 50 nGy/s(340 µR/min)
不確かさ 5%または10 nGy/s(70 µR/min)X デューティサイクル
kVp 測定範囲 40-150 kVp
最小線量 50 µGy(6 mR)
最小線量率
(ピーク)
10 µGy/s(70 mR/min)
不確かさ 2%
HVL 測定範囲 1-14 ㎜ Al
最小線量 1 µGy(120 µR)
最小線量率
(ピーク)
70 kVを超える範囲で0.5 µGy/s(3.5 mR/min)
50 kVで2.5 µGy/s(17 mR/min)
不確かさ 10%
総濾過 測定範囲 1.5-35 ㎜ Al
最小線量 50 µGy(6 mR)
最小線量率
(ピーク)
10 µGy/s(70 mR/min)
不確かさ 10%または0.3 ㎜ Al
時間 測定範囲 1 ms-999 s
分解能 0.1 ms
帯域幅 4 Hz-4 kHz ※1
不確かさ 0.5%
パルス 測定範囲 1-9999パルス
最小線量率
(ピーク)
0.5 µGy/s(3.5 mR/min)
パルスレート 測定範囲 0.1-200パルス/秒
最小線量率
(ピーク)
0.5 µGy/s(3.5 mR/min)
線量/パルス 測定範囲 1 nGy/パルス-999 Gy/パルス(0.1 µR/パルス-999 R/パルス)
最小線量率
(ピーク)
0.5 µGy/s(3.5 mR/min)
波形 分解能 62.5 µs ※2
kV帯域幅 0.1-0.4 kHz ※1
線量率帯域幅 4 Hz-4 kHz ※1

(2025年10月17日更新)

  1. ※1 信号レベルに応じて自動的に調整
  2. ※2 1.5秒より長い照射では自動的に低減
CTファントム
成人胴体 厚さ:150 ㎜、直径:320 ㎜(直径13.1 ㎜のCTプローブ用穴×4)
穴の位置は、ファントム中心より90゜間隔で外周から10 ㎜。
成人頭部/小児胴体 厚さ:150 ㎜、直径:160 ㎜(直径13.1 ㎜のCTプローブ用穴×4)
穴の位置は、ファントム中心より90゜間隔で外周から10 ㎜。
小児頭部 厚さ:150 ㎜、直径:100 ㎜(直径13.1 ㎜のCTプローブ用穴×5)
穴の位置は、ファントム中心より90゜間隔で外周から10 ㎜。

(2025年10月17日更新)

  • ・準拠:IEC61223-3-5、IEC61223-2-6
  • ・容易な位置決めのためにファントム表面に十字線を刻印
  • ・CTプローブ用穴を塞ぐためのアクリルプローブを附属
  • ・アクリル樹脂密度1.19 g/㎝³